2009年 03月 15日
そつぎょうしき |
卒業式のステージ装飾は、昨年度と同様に3年生の美術の授業で制作した作品を
飾りました。
昨年度よりもスケール感を高めるために、前と後の2段にしました。
(後ろに飾ったのは昨年度の卒業生の作品です)
作品を吊り下げる方法を、今年はさらに工夫してみました。
次の画像は、昨年度の吊り下げ方です。たこ糸で吊り下げています。
実は、作品のタテ・ヨコの並びを揃えて、間隔を一定に保つために微調整が必要になります。
昨年度は糸を詰めたり、厚紙をはさんだりして調整していました。
しかし、糸で吊り下げるよりも、何か良い方法がないかと考えて
出来上がったのが、次の画像の方法です。
その製作の過程を紹介します。
「胴ぶち」と呼ぶ木材で土台を作ります。
1本の長さが1.8mなので、つなぐ部分を、次の画像のように加工して使いました。
つなぎ終わった土台を黒く塗りました。
最後に、調節が出来るように加工した塩ビ板をネジで止めて完成です。
でも、あまり見えない部分の工夫に気づく人って、ほとんどいないのが残念です。
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by masaji-tsuchiya
| 2009-03-15 19:20